インドが働く女性の移住先としてアジアのトップ7にランクイン

    インドが働く女性にとっての移住先としてアジアの国のトップ7にランクインしました。調査によると、これは国の成長や投資面からのことだということです。
    HSBCの調査では、シンガポール、香港、韓国、日本、中国、マレーシアが働く女性の移住先としてインドより上位にランクインした国々です。

    「女性の移住者は国際的な労働力強化において、新しいエネルギーをもたらしてくれます。地元を離れて生活することには、新たな文化やライフスタイルに溶け込むこと、財政面の管理、地元の家族や友人たちと繋がり続けることなど、無数の利益と挑戦があります。」とHSBCアジア太平洋のプレミア&ウェルス担当者のMark Surgenor氏は言います。

    調査はインドを含む159の国々の27,587人の移住者を対象に、2017年3月から4月の間にオンラインのアンケートで行われました。

    しかし、よりよいキャリア形成を望むのであれば、73%の女性移住者が中国を選び、トップにランクインしています。香港は64%、インドは62%、シンガポールは60%、インドネシアは52%という結果になっています。

    香港は新たなスキルを習得する上ではベストな国であることが判明し、62%の女性移住者が選択しています。僅差でシンガポールで61%、中国は47%、台湾は44%、ベトナムは43%となっています。

    調査では、シンガポールは収入を期待する上でベストな国であることがわかり、71%の女性移住者がこの国を選んでいます。次いで香港は55%、中国は45%、韓国は44%、ベトナムは42%となっています。

    女性移住者が労働面や生活面が良いとしているトップ5のアジアの国々はタイ(62%)、ベトナム(58%)、シンガポールと台湾(ともに49%)、インドネシア(44%)、マレーシア(42%)です。

    仕事の安全性の面では、女性移住者にとっては日本と台湾(50%)がベストな場所であるということが調査で判明しました。次いでシンガポール(49%)、香港(47%)、インド(45%)、中国(41%)の順です。

    女性移住者にとって働く文化が合う国としてはシンガポール(51%)、香港(44%)、ベトナム(43%)、インドネシア(39%)、中国(36%)が上位にランクインしています。

    女性移住者で仕事で個人の満足感を期待する人にとっては、シンガポール(56%)、中国(48%)、インド(48%)、香港(47%)、インドネシア(41%)がアジアの国々でトップになっています。